ブログは記事構成が大事ってよく聞くけど、作り方がさっぱり分からない、、どんな流れで作ればいいんだろう、、
当記事ではこんなお悩みにお答えします。
- ブログ記事の構成案とは?
- ブログ記事の構成案の作り方【7つの手順】
- 記事本文を書いた後の流れ
- ブログ構成案を作る際の注意点
- ブログ運営歴4年半
- ブログ収益月10万達成
- 累計400記事以上執筆
- 月間PV数6万達成
いざ記事を書こうとすると、手が止まって筆が進まない、、と悩んでいる方も多いはず。
そんな時は、事前に記事の構成案を作っておけば、スラスラ記事を書けるようになりますよ。
本記事では、頭で整理するのが苦手な方でも分かりやすい記事が書ける「構成案」の作り方について解説します。
350記事以上書いて辿り着いた方法なので、「多くの人に読まれる記事を書きたい…」という方は是非参考にしてみてください。
構成案の作成時に役立つテンプレートも公開しています!
ブログ記事の構成案とは?
まずはじめに、「構成案」について軽く解説しますね。
そんな解説いらぬわ!という方は「ブログ記事の構成案の作り方【7つの手順】」にお進みください。
構成案はブログ記事の「設計書」です
構成案は簡単に言うと、ブログ記事をスラスラ書くための「設計書」。
このように、
・狙うキーワード
・関連キーワード
・想定読者
・検索意図(ニーズ)
・収益の導線
・見出し
などをまとめたものを言います。
家を建てる時もまずは「設計図」から作成しますよね。それと全く同じです。
記事を書く前に構成案を作るべき理由
じゃあ、なぜ構成案を作る必要があるのか?それは、筋の通った分かりやすい記事を書くためです。
ブログを始めて間もない人が、何の準備もなしに記事を書くと、ほぼ100%途中でキーボードを打つ手が止まります。
挙げ句の果てには、「あれ?私は一体何について書いてるんだろう?」と頭が混乱し、チグハグな文章に、、
構成案を先に作っておくと、記事の流れを把握した状態で執筆できるため、読者が理解しやすい記事を書きやすくなりますよ。
意識すべきなのは読者の悩みに寄り添って作ること
ブログ記事の構成案を作るコツは、「読者の悩みを深く理解する」こと。
そもそも記事は「読者の悩み・疑問を解決する」ためにあります。
読者に「なるほど。分かりやすくてほんまに助かった!ありがとう!」と帰り際に言ってもらえるような記事を意識して書くことが大事ですね。
次章で、読まれる記事を書くための構成案の作り方を解説します。
ブログ記事の構成案の作り方【7つの手順】
ブログ記事の構成案を作る7つの手順は下記の通り。
- 狙うキーワードを決めよう
- 記事を読む読者をイメージしよう
- 読者の検索意図を抑えよう
- 競合サイトを分析しよう
- 収益の導線を作ろう
- 記事の内容が一目で分かる見出しを付けよう
- 見出しに沿って本文を書こう
1つずつ見ていきましょう。
なお、構成案を作成する際はテンプレート(Googleスプレッドシート)を使えば捗ります。
無料でテンプレを配布しているので、良ければご活用ください。
当記事の構成案を例として載せているので、参考にしながら作ってみてくださいね。
狙うキーワードを決めよう
まずは狙うキーワードを定めます。
正直、このステップでブログで稼げるかどうかが95%決まりますよ。
というのも、ほとんど検索されていないキーワードで記事を書いても、ほぼ誰にも読まれないから。
ブログでアクセスを集めるには、
・ある程度検索ニーズがある
(月間検索数100〜1000)
・競合が強すぎない
(企業サイト・トップブロガーが少ない)
の2点を満たすキーワードに沿って記事を書く必要があります。
自分が書きたいこと・思いついたことをただ書くのは完全NGですのでご注意を。
僕は以前、キーワードを決めずにブログを書いてたことがあるんですが、ほぼ誰にも読まれず撃沈した痛い思い出があります、、
キーワード選定の方法は以下の記事をどうぞ。
記事を読む読者をイメージしよう
次に、記事を読む読者を具体的に想像します。
読者をイメージすることで、記事の内容を伝えたい人が明確になり、特定の人に刺さる記事になりやすいですよ。
下記のいずれかの方法がおすすめです。
- 過去の自分を思い出す
- 身近な人を思い浮かべる(友達・家族など)
- ペルソナを設定する
過去の自分を思い出す
一番手っ取り早く簡単にできる方法。
読者と同じことで悩んでいた昔の自分をイメージします。
例えば、当記事の場合、
- 2年9ヶ月前の僕(ブログ歴3ヶ月)
- ブログ構成案の作り方を知りたい
- 多くの人に記事を読んでもらいたい
みたいな感じですね。
身近な人を思い浮かべる
自分と関係の近い人(友達・家族)を思い浮かべるのも一つの手。
- その人はどんなことで悩んでいるのか
- どんな思考の持ち主なのか
- どんなライフスタイルなのか
などが明確に分かるため、赤の他人を想像するよりも、遥かに具体的にイメージしやすいです。
ペルソナを設定する
ペルソナとは、記事を読む架空の人物像のこと。
「会ったこともなければ、話したこともない、見知らぬ人をイメージする」という認識でOKです。
ペルソナを設定するコツ
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 住まい
- 所得
- 興味関心
- 性格
上記の8項目を埋めれば、記事を読む人の姿をくっきりと想像できるはず。
最初は難しいかもですが、慣れればサクッと設定できるようになりますよ。
読者の検索意図を抑えよう
続いて、読者の検索意図(検索ニーズ)を捉えます。
検索意図とは、「どんな悩みを解決したくてそのキーワードで検索したのか?」ということ。
ちなみに検索ニーズには、
・顕在ニーズ:すでに読者自身が気づいているニーズ
・潜在ニーズ:まだ読者自身が気づいていないニーズ
の2種類あります。
例えば、当記事の場合だと以下の通りですね。
顕在ニーズ
- 記事構成の作り方を分かりやすく教えてほしい
潜在ニーズ
- ブログ構成案を作る際の注意点があれば教えてほしい
- キーワードの決め方を教えてほしい
- 魅力的なリード文の書き方を教えてほしい
- 見出しのつけ方を教えてほしい
- ブログ収入を増やしたい
2種類の検索ニーズを100%満たす記事が書ければ、読者満足度が上がり、Googleから評価され、その結果多くのアクセスを得られますよ。
検索意図の調べ方は以下の記事を解説しています。
競合サイトを分析しよう
続いて、狙うキーワードで検索上位を取っている競合サイト(上位10サイト)を分析します。
上位表示されているということは、
Googleからの評価が高い = 読者のニーズをバッチリ抑えている
ことを意味するので、まさに「お手本記事」。参考にしない理由がありません。
分析の際にチェックすべき点は下記の4つです。
- 見出し
- 文字数
- 記事の構成 (記事の流れ)
- 収益の導線 (どうやって収益に繋げているか?)
競合サイトを見ていると、自分では気づかなかった検索ニーズに気づくことがあるので、その時はもう一度検索ニーズを洗い出してみてくださいね。
なお、競合サイトの見出し・文字数は「ラッコーキーワード」を使えば一発で取得できます。
ぜひご活用ください。
収益の導線を作ろう
続いて、収益の導線を作ります。
1つ質問ですが、あなたは「副収入を得る」目的でブログを始めましたよね?
ブログで稼ぐには、
読者にとって有益な情報を発信 → 悩みを解決できる商品・サービスを売る → 収入を得る
といった手順を踏む必要があります。
間違って欲しくないのが、ただ読者の悩みを解決しただけでは、お金は一切手元に入ってこないということ。
- その記事内で商品を紹介できない場合:収益記事に誘導する
- その記事内で商品を紹介できる場合:アフィリエイトリンクを貼る
などして、収益化を目指しましょう。
記事の内容が一目で分かる見出しを付けよう
続いて、記事の骨組みとなる「見出し」を付けます。
見出しをつけると、
- 記事を書きやすくなる
- 読者が記事の全体像を一目で把握できる
- SEO対策になる
ので、面倒臭がらずに必ず付けておきましょう。
重要なのは、顕在ニーズを100%満たした後に、潜在ニーズに応える順番で見出しをつけること。
これは当記事の見出しですが、「記事の構成案の作り方(顕在ニーズ)」の後に「構成案を作る際の注意点(潜在ニーズ)」が来てますよね。
読者が一番知りたい内容から順に並べることを意識して作ってみてください。
見出しの付け方のコツは以下の記事をどうぞ。
見出しに沿って本文を書こう
見出しが完成したら、あとはひたすら文章を書くのみ。
とはいえ、「分かりやすくて読みやすい文章が書けない、、」とお困りの方もいますよね。
僕ももともと文章力0だったので痛いほど気持ち分かります。
文章が苦手な方は、「PREP法」で書くことをおすすめしますよ。
PREP法とは、
- Point:結論(主張)
- Reason:理由(根拠)
- Example:具体例
- Point:結論(主張)
の流れで文章を書くことを指します。
例えば、
スピーキング力を伸ばしたいなら、オンライン英会話レッスンを受けるべきです。(Point)
なぜなら、月6,000円〜7,000円のお手頃価格で毎日英語をアウトプットできるから。(Reazon)
実際、僕もオンライン英会話を半年間続けたところ、全く話せない状態から日常会話程度なら難なく話せるように。(Example)
好きな時間に好きな場所で受けられるオンライン英会話を上手く活用して、会話力を1段階引き上げましょう。(Point)
こんな感じですね。
再現性が高く、誰でもすぐに真似できる書き方なので、文章力に自信がない方は是非試してみてください。
とにかく「シンプルに要点を伝えること」を意識して書けばOKです。
執筆が捗る神ツール
記事を書くツールの中で個人的におすすめなのが、「Notion」というアプリ。
WordPressと同じ「ブロックエディタ」かつシンプルなデザインなので気持ちよく執筆できますよ。
タスク管理・日頃のメモ帳としても活用できるので、是非。
記事本文を書いた後の流れ【記事を完成させよう】
ここまでで、記事の「本文」部分は出来上がったはずです。
ただ、現段階ではまだ不完全な状態。
記事を完成させるには、
- リード文
- まとめ文
- タイトル
- メタディスクリプション
の4つのパーツが必要です。
どれも、ブログで稼ぐにあたって「本文」以上に大事な要素なので、「書き方」をしっかり抑えておきましょう。
読者を本文に誘うリード文を書こう
ブログでのリード文の役目は「読者を本文に誘導する」こと。
Googleからの評価を上げるには、読者に出来るだけ長く滞在してもらい、満足して帰ってもらうことが何より大事です。
1人あたりの滞在時間を伸ばすためには、
この記事読めば悩みが解決するかも。続き読みたいな。
と思われる魅力的なリード文を書くことが必要不可欠。
リード文の書き方のコツは、以下の記事で詳しく解説しています。
読者に行動を促すまとめ文を書こう
ブログでのまとめ文の役目は「読者に次の行動を促す」こと。
残念ながら、記事本文で書いた内容をまとめるだけでは、収益に繋がりません。
ブログ収入を伸ばしたいなら、
・集客記事の場合:収益記事 or 関連記事に誘導する
・収益記事の場合:商品ページに誘導する
などの仕掛けが必要になります。
以下の記事では、まとめ文の書き方を具体例付きで解説しているので、参考にしてみてください。
タイトルとメタディスクリプションを決めよう
最後にタイトルとメタディスクリプションを決めましょう。
タイトルには、ユーザーの目を引く役割があり、メタディスクリプションには、記事の内容を端的に伝える役割があります。
決め方のコツは下記の通り。
タイトル
- 30文字前後に収める
- 検索キーワードを入れる
- 具体的な数字を入れる
- ネガティブキーワードを入れる
メタディスクリプション
- 70〜80文字に収める
- 検索・関連キーワードを入れる
- 権威性を入れる
- 読者の悩みに対する解決法を簡潔に書く
詳しくは以下の記事にまとめているので、良ければあわせてどうぞ。
ブログ構成案を作る際の注意点
ブログ構成案を作る際の注意点は下記の2点。
- 1見出し1メッセージを守る
- 完璧を目指さない【完成度60%程度でOK】
1つずつ解説しますね。
1見出し1メッセージを守る
1つの見出しの中で伝えるメッセージは1つに絞りましょう。
というのも、一気に色んな情報を伝えられても読者は混乱するだけですので。
1枚のステーキ肉を一切れサイズに細かく切って口に運ぶのと同じで、情報も細かく分けて届けることが大事です。
完璧を目指さない【完成度60%程度でOK】
ブログ構成案はあくまでも、記事を書くための道しるべ。
実際、記事を書いている途中で、伝えたい内容が増えたり、別の角度から記事を書きたくなったりすることは珍しくありません。
完璧を求めすぎて、なかなか記事を書けないのでは意味がないので、60%の完成度に達したら執筆に移りましょう。
あとは書きながら修正すればOKですよ。
まとめ【構成案を作って読まれる記事を書こう】
今回は、「ブログ記事の構成案の作り方」と「本文を書いた後の流れ」を解説しました。
最後にもう一度おさらいします。
ブログ記事の構成案の作り方
- 狙うキーワードを決める
- 記事を読む読者をイメージする
- 読者の検索意図を抑える
- 競合サイトを分析する
- 収益の導線を作る
- 記事の内容が一目で分かる見出しを付ける
- 見出しに沿って本文を書く
本文を書いた後の流れ
- リード文を書く
- まとめ文を書く
- タイトル・メタディスクリプションを決める
やることは多いですが、ポイントを抑えながら1つずつこなせば、読者満足度の高い記事が書けるようになるはず。
結局、ブログで大きく稼ぐには、こうした地道な作業を淡々と続けるしかありません。
焦る必要は全くないので、無理せず自分のペースで記事を書いていきましょう。
効率よくブログ収入を稼ぎたい方向け
ブログ運営の効率に一役買ってくれる便利なツールを15個紹介しています。
無料で導入できるものも多いので是非。
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