・ロングテールキーワードってそもそも何?
・ロングテールキーワードの探し方がいまいち分からない、、
・ロングテールキーワードを見つけられるツールってないの?
こんなお悩みにお答えします。
- ロングテールキーワードの基礎知識【メリット・デメリット】
- ロングテールキーワード選定に役立つ無料ツール
- ロングテールキーワードの探し方のコツ
- ブログ運営歴4年半
- ブログ収益月10万達成
- 累計400記事以上執筆
- 月間PV数6万達成
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、実際に複数のロングテールキーワードで検索1位を獲得しています。
アフィリエイト市場への企業の参入が相次ぐ中、個人ブロガーがSEOで勝負するのは年々厳しくなっています。
が、ロングテールキーワードを意識して記事を書くことで、アクセス・収益UPを目指せるのも事実。
ロングテールキーワードはSEOと深く関係するので、SEOを強化したい方は必ず知っておくべき知識です。
ということで今回の記事では、ロングテールキーワードの基礎知識、探し方のコツについて紹介します。
この記事を読めば、ロングテールキーワードを理解でき、サイトへの流入数・収益額をぐんと伸ばせますよ。
【基礎知識】ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、一言で言うと、
「検索数が少なく、競合が比較的弱い複合キーワード」
のことです。
図の赤く囲っている部分がロングテールキーワードにあたりますね。
一般的には「社会人 英語 勉強 方法」などのように、3〜4語のワードであることが多いですよ。
ちなみに、横に長く伸びるグラフが「長いしっぽ」のように見えることから、ロングテールと呼ばれているらしいです。
ロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードで記事を書くメリットは以下の通り。
- 初心者でも検索上位を狙いやすい
- 読者のニーズを把握しやすい
- 商品・サービスが売れやすい
初心者でも検索上位を狙いやすい
ロングテールキーワードを狙う企業はそこまでいません。(費用対効果が低いため)
実際に検索してみると分かりますが、上位表示されているサイトの多くは個人ブログのはず。
つまり、初心者でも十分に検索上位を狙えるチャンスはあります。
有名ブロガーがしのぎを削っているキーワードは避けたほうがいいですね。
読者のニーズを把握しやすい
ロングテールキーワードで検索してきている読者の悩みは具体的です。
なので、読者の心に刺さる(悩みを解決できる)記事を書きやすいですね。
例えば、「社会人 英語 勉強 方法」であれば、
毎日仕事で忙しい社会人が、効率よく英語を勉強する方法
みたいな記事を書けば読者のニーズを解決できますよ。
ニーズを深掘りする手間がそこまでないので、ブログ歴が浅い初心者にこそおすすめ。
商品・サービスが売れやすい
読者の悩みがより具体的なため、その悩みを解決できる商品・サービスを紹介すれば、成約率は上がりやすいです。
サイトに訪れた読者のうち、商品・サービスを購入した人の割合のこと。
「例」
- サイトに訪問した10人のうち1人が購入:10%
- サイトに訪問した10人のうち5人が購入:50%
少ないPV数で収益を出しやすいのはメリットの1つですね。
ロングテールキーワードのデメリット
一方でデメリットは以下の通りです。
- 需要のないキーワードを狙ってしまう可能性がある
- 大きな成果が出るまで時間がかかる
需要のないキーワードを狙ってしまう可能性がある
ロングテールキーワードは月間検索数が10〜100のものも多々あります。
残念ながら、ほぼ検索需要がないキーワードも紛れているんですよね。
そのキーワードを選んで記事を書いてしまった場合、
あれ、全然アクセス集まらないじゃん、、、
といった事態も十分に起こり得ます。
大きな成果が出るまで時間がかかる
月1〜3万程度であれば、ロングテールキーワードでも十分到達できます。
が、月10万以上狙うのであれば、検索数の多いキーワードで上位表示させないと正直キツイですね。
ロングテールキーワードだと、月100PVの記事を100記事書いたとしても、累計1万PVしか稼げないので。
長期戦になることは覚悟しておきましょう。
【便利】ロングテールキーワード選定に役立つ無料ツール
キーワード選定に役立つツールはたくさんありますが、その中でも初心者におすすめなのは、
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest
の3つですね。
ラッコキーワード
関連キーワードだけでなく、共起語やQ&Aの情報も一括取得できるツール。
読者のニーズを調査する際にかなり役立ちます。
あるキーワードと一緒によく使われるワードのこと。
例えば、キーワード「社会人 英語 勉強 方法」の共起語は、「英会話」「目的」「仕事」「モチベーション」「ビジネス」「実践」などですね。
Googleキーワードプランナー
関連キーワードだけでなく、各キーワードの月間検索数や競合性(ライバルの強さ)を一目で把握できる神ツール。
ロングテールキーワード発掘に一役買ってくれますよ。
Ubersuggest
1日3件までなら無料で関連キーワードを調査可能。
月間検索数の推移やサイトへの流入数、SEO難易度なども一括で確認できます。
ロングテールキーワードの探し方のコツ
ロングテールキーワードの探し方のコツを、以下の流れで解説しますね。
- ブログのジャンルを決める
- 関連キーワードを抽出する
- 狙うロングテールキーワードを定める
- 重複キーワードには注意する
ブログのジャンルを決める
まずブログのジャンル(テーマ)を決めましょう。
テーマは1〜3つに絞るのがおすすめです。
あまりにもジャンルを増やしすぎると、EAT(専門性・権威性・信頼性)が弱まり、SEO的にもよくないので。
Google側に、「なるほど。このサイトは〇〇について発信してるんだね。」と把握してもらうことが大事ですよ。
ちなみにこのサイトのテーマは「ブログノウハウ」です。
そして、ブログのテーマが決まったら、テーマの軸となるキーワードを決めます。
このサイトなら(ブログ / アフィリエイト / WordPress)がそれにあたりますね。
関連キーワードを抽出する
次にテーマの軸となるキーワードを用いて、関連キーワードを抽出します。
関連キーワードの抽出は、googleキーワードプランナーを使えば簡単にできますよ。
googleキーワードプランナーの登録方法については以下の記事で詳しく解説しています。
キーワードプランナーの画面より、「新しいキーワードを見つける」をクリック。
テーマの軸となるキーワードを入力し、「結果を表示」をクリック。
(ここでは例として「英会話」と入力しています。)
このように関連キーワードが一覧で表示されれば、問題なく抽出できてます。
狙うロングテールキーワードを定める
デフォルトでは、月間検索数の多い順にキーワードが表示されているので、
競合性の弱いキーワードのみ抽出する
ように設定します。
「フィルタを追加」をクリック。
「競合性 > 低」を選択し、「適用」をクリックすれば抽出完了。
この中で、
- 3〜4語のキーワード
- 自分が書けるキーワード
こそ、あなたが狙うべきロングテールキーワードです。
補足
画面右上のダウンロードボタンから、「.csv形式のファイル」「googleスプレッドシート用ファイル」のいずれかをダウンロードできます。
このように「執筆済みのキーワード」に色をつけることで、キーワード管理しやすくなりますよ。
重複キーワードには注意する
ロングテールキーワードで記事を書く際、注意すべきことが1点あります。
絶対に、似たようなキーワード(同じニーズのキーワード)で記事を書かないようにしてください。
というのも、重複記事だとみなされて、SEO評価が下がる恐れがあるので。
例えば、
- 英語 発音練習 方法
- 英語 発音 上手くなる方法
みたいな感じです。どちらのキーワードも検索ニーズが全く同じですよね。
補足
曖昧な場合は、それぞれのキーワードをGoogleの検索欄に打ち込み、検索してみてください。
1ページ目に表示されているサイトがほぼ同じなら、それは重複キーワードです。
まとめ【ロングテールキーワードでアクセス・収益UPを目指そう】
SEOで検索上位を取ることは年々難しくなっていますが、必ず穴はあります。
そして、その穴のほとんどはロングテールキーワードの中に隠れていますよ。
企業がこぞって参入しているキーワードで戦うのではなく、個人でも勝てるキーワードでしっかり検索上位を狙っていきましょう。
狙うキーワードが定まったら、後はひたすら記事を書きまくるのみ。
収益化に向けてコツコツ頑張っていきましょうね。
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