
ブログのメタディスクリプションって何を書けばいいんだろう?
当記事ではこんなお悩みにお答えします。
- メタディスクリプション(説明文)が重要な理由
- メタディスクリプションの書き方・文字数の目安
- メタディスクリプションの設定方法

- ブログ運営歴4年半
- ブログ収益月10万達成
- 累計400記事以上執筆
- 月間PV数6万達成
慣れない間はとっつきにくいメタディスクリプション。
ただ、コツを掴めば、誰でもスラスラ書けるようになります。
当記事では、これまで300記事以上メタディスクリプションを書いてきた僕が、「メタディスクリプションの重要性」と「書き方・設定方法」を解説します。
具体例も3つほど紹介しているので、ブログ説明文の書き方に困っている方は是非ご覧ください。
メタディスクリプション(説明文)が重要な理由

まずはじめに、メタディスクリプションの重要性についてお伝えします。
メタディスクリプションとは?
メタディスクリプションとは、ブログの内容を短く要約した説明文のこと。
もう少し詳しく書くと、Google検索結果画面で、記事タイトルの下に表示される70〜100文字の説明文のことを指します。

書籍で言えば、帯に書かれている文章が、メタディスクリプションに当たりますね。

・書籍名:サクッと分かるビジネス教養 アドラー心理学
・説明文:「自分を受け入れる勇気」が人生を変える第一歩!「うまくいく人」が知っている、自分を動かすテクニック!挑戦できる人になる「勇気」の心理学!
「記事の内容を簡潔に読者に伝える役割を果たしているもの = メタディスクリプション」と思っておいてもらえればOKです。
そもそもメタディスクリプションって見られてる?

魅力的なタイトルなら、説明文は適当でも良くない?そこまで見る人いる?
と疑問に思っている方もいますよね。(僕も昔はそう思ってたので、、)
結論から言うと、私たちブロガーが思っているよりもメタディスクリプションは見られています。

(引用:Nielsen Norman Group「Complex Search-Results Pages Change Search Behavior: The Pinball Pattern」)
上記の写真は、ある検索結果画面でのユーザーの目線を追った図ですが、メタディスクリプションの部分に視線が集中していることが分かりますよね。
つまり、読者は、
タイトルだけでなく、メタディスクリプションも見て、その記事を読むかどうか判断している
と言えます。
読者に「あ、この記事気になるな。ちょっと読んでみよ。」と興味を持ってもらうためにも、メタディスクリプションの設定は大事ですよ。
メタディスクリプションを書くとクリック率がUPする
記事毎に魅力的なメタディスクリプションを書くと、クリック率がUPします。

(引用:500万の検索結果を分析した結果、自然検索のクリック率についてわかった10の事実)
こちらは、メタディスクリプションの有無によるクリック率の変化を表したグラフです。
(500万の検索結果を分析した調査を元に作成されている)
- WITH META DESCRIPTION:メタディスクリプションを記載している記事のクリック率
- WITHOUT META DESCRIPTION:メタディスクリプションを記載していない記事のクリック率
検索順位が高ければ高いほど、クリック率に大きな差が生じていることが見て取れますよね。
実際、メタディスクリプションを記載しているページは、そうでないページに比べて5.8%クリック率が高かったと報告されています。
じゃあ、なぜ説明文を書くとクリック率が上がるのか?
実は、メタディスクリプションを自分で書かない場合、説明文は自動生成されてしまいます。
記事の要約としてふさわしい箇所をGoogleが抜粋し、説明文として検索結果に表示するといった仕組みですね。
当然、自分で考えた説明文の方が魅力的な文章になるので、説明文を書くとクリック率は上がるというわけです。
SEOへの直接的な影響はない
メタディスクリプションの記載によって、クリック率向上は見込めますが、直接SEOに好影響を与えるわけではないので、その点はご注意を。
SEO対策で最も大事なのは、読者の悩みを解決する良質なコンテンツを提供することです。
これだけは肝に命じておいてくださいね。
メタディスクリプションの書き方

ここからは、メタディスクリプションの書き方を解説します。
以下の6つを意識しながら書くと、魅力的な説明文になりますよ。
- 読者の悩みに対する解決法を簡潔に書く
- 検索キーワードを入れる
- 関連キーワードを入れる
- 権威性を出す
- 具体的な数字を入れる
- 70〜80文字程度で書く
1つずつ見ていきましょう。
読者の悩みに対する解決法を簡潔に書く
個人的におすすめなのは、読者の悩みに対する具体的な解決法を一文で書くスタイル。
なぜなら、Googleで検索する人は、
- 〇〇の方法が知りたい
- 〇〇の理由が知りたい
といったように、答えを求めているパターンが多いから。
やはり、「方法」「理由」「やり方」といったワードは自然と目に留まりやすいです。
例えば、英語のリスニング学習法を紹介する記事であれば、
当記事では、英語のリスニング力を伸ばしたい方向けに「1日30分でできる超効率的リスニング学習法」を5つ紹介します。
みたいな感じで書くといいですね。
検索キーワードを入れる
検索キーワード(SEOキーワード)は必ず説明文の中に入れましょう。
というのも、自動生成ではなく、自分で書いたメタディスクリプションが検索結果画面に表示されやすくなるので。
実際に僕が書いた記事「【簡単】はてなブログでのお問い合わせフォーム作成・設置方法」を例に挙げると、
「はてなブログ お問い合わせフォーム」
が検索キーワードに当たります。

ただ、注意点が1点ほど。検索キーワードの詰め込みすぎはNGです。
Googleはキーワードの乱用を嫌っているため、多くても4〜5つくらいまでに押さえた方が無難ですね。
関連キーワードを入れる
関連キーワードを入れるのも効果的。
Google検索結果画面の一番下に表示されるキーワードのこと。
先ほど例で挙げたキーワード「はてなブログ お問い合わせフォーム」の関連キーワードは以下の画像の通りです。

関連キーワードを説明文の中に盛り込めば、そのキーワードでの上位表示も同時に狙えますよ。
例えば、関連キーワード「はてなブログ お問い合わせフォーム サイドバー」を狙ったとしましょう。

その場合は、メタディスクリプション内にキーワード「サイドバー」を入れるといった感じです。

権威性を出す
権威性を出すのも一つの手です。
権威性とは、一言で言うと「実績」のことですね。
例えば、
- ブロガー歴3年
- TOEIC900点、海外留学経験あり
- 3ヶ月で-10kgを達成
- 携帯ショップ店員歴10年
などなど。
権威性を表すワードがあると、記事の信頼性が高まり、クリック率が上がりやすいです。

小さな実績でも十分効果は見込めるので、「こんなしょぼい実績でもいいのかな、、」とためらわずに、積極的に入れてみてください。
具体的な数字を入れる
「具体的な数字を入れる」方法は、非常に効果的なテクニックの1つ。
例えば、
- 先延ばし癖を直す3つの方法
- 髭剃り負けした時の対処法5つ
- 手取り16万の私が月3万円貯金できている理由
- 副業で月5万を稼ぐまでに僕がやったこと
などなど。
具体的な数字が入っていると、現実感が増すので、記事を読んでくれる確率がぐんとUPしますよ。
70〜80文字程度で書く
画面上に説明文全てを収めたい場合は、70〜80文字を狙って書くといいですね。
というのも、検索結果画面に表示される説明文は、
・PC表示:70〜80文字程度
・スマホ表示:70文字前後
ですので。
ただ、80文字を超えたからと言って、マイナス評価になるというわけではありません。
実際、Google検索セントラルのSEOスターターガイドには、以下の通りに書かれています。
descriptionメタタグのテキストには文字数の上限や下限はありませんが、検索結果にテキスト全体が表示される程度の長さにすることをおすすめします
Google検索セントラル
実際、僕自身も、記事によっては「100〜120文字」程度になる場合もあります。
最も大事なのは、「読者にとって分かりやすい説明文を書くこと」。
文字数はあくまでも目安として考えておきましょう。
メタディスクリプションの具体例

メタディスクリプションの具体例を3つほど紹介します。
説明文を書く際の参考にしてみてください。
パターン1(具体的な解決法を書く)
当記事では、英会話力が伸び悩んでいる方に向けて、「スピーキング力を1段階引き上げる5つの方法」と「やってはいけない勉強法3選」を紹介しました。
パターン2(結論先行型で書く)
何事も三日坊主で続かなかった私でも、3ヶ月で-5kgのダイエットに成功しました。なぜ、怠け者の私が3ヶ月も続けられたのか?その秘訣は、「無理せず取り組めるダイエット法」にあります。
パターン3(読者に問いかける形で書く)
正直、携帯代が月10,000円以上の人は完全に損してます。携帯代を月5,000円程安くする方法知りたくないですか?年間で60,000円自由に使えるお金が増えますよ。
こんな感じですね。
大切なのは、「え、気になる。続きを読みたい」と読者に思わせられるかどうかです。
あくまでも一例ですので、色々とご自身でアレンジしながら、納得のいく説明文を作ってみてください。
メタディスクリプションの設定方法

WordPressでメタディスクリプションを設定する方法を紹介します。
やり方は以下の3パターン。
- WordPressテーマの機能を使う
- プラグイン「SEO SIMPLE PACK」を使う
- 投稿画面の「抜粋」欄に記入する
お好きな方法で設定してみてください。
WordPressテーマの機能を使う
WordPressテーマによっては、最初からメタディスクリプションを入力する欄がついています。
ここでは、無料テーマ「Cocoon」を例に設定方法を解説しますね。
投稿画面の下「SEO」と書かれている箇所の一番右の矢印をクリック。

あとは、「メタディスクリプション」の欄に記述すれば、設定完了です。

プラグイン「SEO SIMPLE PACK」を使う
プラグイン「SEO SIMPLE PACK」を使っても、メタディスクリプションの設定が可能です。
WordPress管理画面「プラグイン > 新規追加」と進み、「SEO SIMPLE PACK」をインストール&有効化。

有効化できれば、投稿画面にいき、「SEO SIMPLE PACK」と書かれている箇所の一番右の矢印をクリック。

あとは、「このページのメタディスクリプション」の欄に記述すれば、設定完了です。

なお、プラグイン「SEO SIMPLE PACK」の使い方については、以下の記事で解説しています。
良ければあわせてどうぞ。
投稿画面の「抜粋」欄に記述する
いちいちプラグインを導入するのが面倒くさい、、という方はこちらの方法をお試しください。
WordPress投稿画面の右メニュー「投稿」内を少し下にスクロールすると、「抜粋」という欄があるので、そこに入力すればOKです。

まとめ【ぱっと見で記事の内容が分かる説明文を書こう】

今回は、「メタディスクリプションの重要性」と「メタディスクリプションの書き方・設定方法」を解説しました。
メタディスクリプションの有無で、クリック率に差が生じるため、必ず記事毎に説明文を設定しておきましょう。
正直言って、メタディスクリプションに正解はありません。
当記事で紹介した6つの書き方・具体例を元に、読者の目を引く魅力的なメタディスクリプションを作成してみてくださいね。
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