無事italkiで日本語の先生になれた。でもどうやって授業を進めていけばいいんだろう?
当記事ではこんなお悩みにお答えします。
- レッスン前にやっておくべき準備・設定
- 日本語を教える流れ【レッスンの進め方】
記事の信頼性
- italkiでの日本語講師歴3年
- 累計レッスン数は1,800ほど
- italkiでの収入は月5万ほど
この記事を読んでいる方は、これからitalkiで日本語を教え始めようとしているところかと。
正直、最初のレッスンは心臓がバクバクするほど緊張しますよね。
ただ、最初の緊張さえ乗り越えれば、後はなんとかなります。僕もそうだったので。
本記事では、レッスンの前にやっておくべき設定とレッスンの流れについてご紹介します。
この記事を読めば、迷わずにスムーズにレッスンを行えるようになりますよ。
【事前準備】レッスン前にやっておくべき設定
レッスン前にやっておくべき設定は以下の5つ。
- レッスンの作成
- レッスン可能日時の設定
- 連絡フォームの設定
- その他の設定
- italkiアプリのダウンロード
下記にて1つずつ解説しますね。
レッスンを作成しよう
まずはレッスンを作成します。
講師専用画面の右上にある「講師設定」をクリック。
左側のメニューより「レッスンとレッスン可能日時 > レッスン管理」と進みます。
「通常レッスン」と「トライアルレッスン」の2種類を作成していきましょう。
通常レッスンを作成する
「レッスン」内の「+レッスンを作成する」をクリック。
ここでは、レッスンのタイトル・説明・生徒の言語レベル・カテゴリー・レッスン時間・料金をそれぞれ設定します。
レッスン時間について
デフォルトのレッスン時間は60分ですが、45・60・90分のレッスンも追加可能。
一番左側のチェックボックスをクリックすると、追加できますよ。
料金設定について
最低金額は、コミュニティチューターの場合は1レッスンにつき$5ドルで、プロの講師は$10ドル。上限はどちらともに$80ドルです。
料金は自由に決めれるので、お好きなように設定してみてください。
パッケージについて
1回ごとのレッスンではなく、5回・10回・20回のようにセットでレッスンを販売することも可能。
パッケージレッスンの場合、このように合計金額を少し安めに設定すると、レッスンの申し込みが入りやすくなりますよ。
・通常レッスン:$12ドル × 5回 =$60ドル
・パッケージレッスン:$58ドル($2ドルの割引)
割引額はご自身で自由に決めてみてくださいね。
全て入力・選択出来れば、「送信」をクリック。
トライアルレッスンを作成する
この先生良さそうだな。でもいきなり通常レッスンを受けるのは気が引ける。まずは試してみたい。
実際、このような生徒は結構います。
なので、もしトライアルレッスンを用意していない場合、生徒を取りこぼしてしまう可能性も。
機会損失を防ぐためにも、トライアルレッスンは必ず作成しておきましょう。
トライアルレッスンの場合、「説明」「料金」を設定するのみ。(レッスン時間は30分のみ)
全て記入できたら、送信をクリック。これで完了です。
レッスン可能日時を設定しよう
次にレッスン可能日時を設定します。
左側のメニューより「レッスンとレッスン可能日時 > 講師カレンダー」をクリックすると、このようなカレンダーが表示されるはず。
ここでレッスンのスケジュールを決めれますよ。
レッスン可能日を選択し、時間を設定します。
決めた時間はその日のみに適用することもできますし、同じ曜日全てに適用することも可能。
曜日ごとのスケジュールが大体決まっている方は、
「曜日ごとに設定」→「特定の日の時間のみ変更」
といった流れで設定すればOKです。
連絡フォームを設定しよう
次に連絡フォームを設定しましょう。
左側のメニューより「講師プロフィール > 連絡フォーム」をクリック。
連絡フォームを設置すると、
- レッスンを受ける目的
- 希望するレッスン頻度・時間
- 重点を置きたい分野
などをレッスン前に把握できます。レッスンの準備もしやすくなるので、設置推奨ですよ。
連絡フォームに表示させたい項目を、3〜5個自由に選んでみてください。
その他の設定をしよう
他にも便利な設定があるので見ていきましょう。
左側のメニューより「レッスンとレッスン可能日時 > 実施可能日時設定」をクリック。
ここでは、
「レッスンリクエスト」「インスタントレッスン」「自動承認」「レッスン予約可能時間」の4つを設定できます。
レッスンリクエストの設定
レッスンリクエストの受け入れを、
- 全生徒
- 現在の生徒
- 誰も受け入れない
の3つから選択可能。
最初のうちは特にいじる必要はないですが、後々生徒が増えすぎて手が回らなくなった際は、「現在の生徒」に変更するといいですよ。
インスタントレッスンの設定
生徒が体験レッスンを予約してから5分後にすぐ始まるレッスンのこと。
レッスンの予約は自動で承認され、講師は拒否することができない。
通常の場合、
「生徒からのレッスンリクエスト → 講師による承認 → 時間が来たらレッスン開始」
といった流れでレッスンを行いますが、インスタントレッスンの場合は、承認要らずで5分後に即レッスンが始まります。
この機能を有効にすれば、生徒からの予約数は増えますが、常にパソコンの前で待機しないといけないので、割と大変ですね。
レッスンの自動承認設定
レッスンの予約が入るたびに、いちいち承認するのはめんどくさい、、
という方は、「自動的に承認する」をオンにしておきましょう。
レッスン予約可能時間の設定
デフォルトでは、「レッスンリクエストウィンドウ」が12時間に設定されているはず。
これは、レッスン開始12時間前までなら予約可能であることを指しています。
12・6・2時間から選べるので、好きな時間を選択してくださいね。
2時間に設定すると、頻繁にitalkiからの通知を確認しないといけなくなるので、僕は余裕を持たせて12時間に設定してますよ。
最後に、右下の「保存」をクリックすれば設定完了です。
italkiアプリをダウンロードしよう
italkiアプリを使えば、外出中でも、
- レッスンの予約の確認
- レッスン可能日時設定
などがスマホから簡単にできるので、とても便利ですよ。
「レッスンの予約が入ってたの気づかなかった、、」とならないためにも、ダウンロードしておきましょう。
ダウンロードはこちら
italki : あらゆる言語が学べる
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italkiで日本語を教える流れ【レッスンの進め方】
それでは、italkiで日本語を教える流れを以下の4ステップで解説します。
- レッスンのリクエストに承諾する
- レッスンの準備をする
- レッスンを行う
- フィードバックを書く
ステップ①:レッスンのリクエストに承諾する
レッスンの予約が入ると、ホーム画面の「アクションが必要です」の数字が1以上になります。
その部分をクリックし、該当のレッスンを選択。
右側の「承諾」ボタンをクリックすれば、レッスンリクエストの承諾は完了です。
スマホの場合
レッスンの予約が入ると、スマホ画面に自動的に表示されます。(プッシュ機能)
画面に従って、レッスンリクエストを承諾すればOK。
ステップ②:レッスンの準備をする
レッスン前に準備しておくべきことは以下の3点。
- 生徒に挨拶をする
- 教材を用意する
- 使用するコミュニケーションツールを確認する
生徒に挨拶をする
あらかじめ生徒に挨拶しておきましょう。
「右上のプロフィール画像 > レッスン > 予定」と進み、対象のレッスンをクリック。
レッスン詳細画面内の、赤枠で囲んでいるマークをクリックします。
チャットボックスにメッセージを入力し、右側のマークをクリックすれば送信完了。
挨拶に加え、
- 学びたいこと
- 生徒の日本語のレベル
についても一緒に聞いておくと、よりスムーズにレッスンを進められますよ。
教材を用意する
レッスンで用いたい教材がある場合は、あらかじめ用意しておきましょう。
ちなみに、italkiクラスルームでは、レッスン前に教材のアップロードが可能です。
教材のアップロード方法(italkiクラスルーム)
レッスン詳細画面の右側から「クラスルーム」に入室しましょう。
右上の赤枠で囲んでいるマークをクリックし、「教材を追加する」を選択。
ファイルのアップロードや、リンクの貼り付けができますよ。
italkiクラスルームでレッスンを行う場合は、ぜひ活用してみてくださいね。
使用するコミュニケーションツールを確認する
レッスンで使用するツールは、レッスン詳細画面内の「コミュニケーションツール」にて確認可能。
レッスン前にSkype側で生徒のアカウントを追加しておきます。
Zoomのアプリを起動させ、いつでも入室できるように準備しておきましょう。
ステップ③:レッスンを行う
当記事では、「italkiクラスルーム」「skype」でレッスンを行う方法を紹介します。
italkiクラスルームで行う場合
「右上のプロフィール画像 > レッスン > 予定」と進み、対象のレッスンをクリック。
レッスン開始3分前くらいになったら、「クラスルーム」に入室するをクリックして、入室しましょう。
そしてレッスン開始時刻が来たら、「レッスンに参加する」をクリックし、レッスンを開始します。
italkiクラスルームでは、「画面共有」や「ワークスペース(ホワイトボード)」の機能が使えるので、言葉でうまく説明できない時などに、活用してみてくださいね。
skypeで行う場合
skypeでレッスンを行う場合、時間が来たらこちらから生徒に電話をかけます。
フリートークの場合は、このように、会話中に相手が聞き取れなかった単語をチャットボックスに打ち込んでいきます。
また、画面共有も可能なので、教材を画面に映してレッスンを進めることもできますよ。
たまに、生徒側から「後からレッスンの復習をしたいので、録画してもいいですか?」とお願いされることがあります。撮られるのが嫌な方は、理由を伝えきっぱり断ってくださいね。
ステップ④:フィードバックを書く
レッスンが無事に終われば、生徒が「レッスンが完了したこと」を確認するのを待ちましょう。
確認が終わると、「完了」の欄に対象レッスンが表示されます。
対象レッスンをクリックし、右側の「レビューを残す」をクリック。
フィードバックを書き、「確認」をクリック。
これでフィードバックは完了です。
【補足】トラブルが起きた際の対処法
無事にレッスンが完了すればいいのですが、たまにトラブルに見舞われることも。
例えば、
- 時間になっても生徒が現れなかった
- 直前に生徒からレッスンのキャンセル・時間変更を頼まれた
などなど。
トラブルが起きた場合は、「待機中」より対象のレッスンを選択し、右側の「問題がありました」をクリック。
「問題の種類」「解決策」をそれぞれ選択し、「確認」をクリックすればOK。
italkiの社員は優秀な方ばかりなので、何か問題が起きた場合でも冷静に対応、解決策を提示してくれますよ。
まとめ
今回は、「レッスン前にやっておくべき設定」「レッスンの進め方」の2点を解説しました。
最初のレッスンは緊張するかと思いますが、あまり考えすぎず肩の力を抜いて、レッスンに挑んでみてくださいね。
慣れないなりにも、誠実かつ真剣に生徒さんと向き合えば、きっと喜んでもらえるはずですので。
一緒に頑張っていきましょう!
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