万が一に備えて、wordpressのデータをバックアップしておきたい。やり方も教えてほしい。
当記事はこんな方におすすめです。
- BackWPUpで自動バックアップする方法
(サーバー上のデータ & データベース上のデータ)
- ブログ運営歴4年半
- ブログ収益月10万達成
- 累計400記事以上執筆
- 月間PV数6万達成
ブログを運営していると、ちょっとした操作ミスなどで「画面が真っ白、、」なんてことも。
時間をかけて作成したブログが復旧できないともなると、もう絶望でしかないですよね。
未来の自分を守るためにも、Wordpressデータの定期的なバックアップは必須。
そこで当記事では、WordPressのデータを自動でバックアップできる「BackWPUp」の設定方法・使い方について簡潔に解説します。
BackWPUpとは?
BackWPUpは、自動または手動でWordpressのデータをバックアップしてくれるプラグイン。
バックアップの対象となるデータは大きく分けると、
- サーバー上のデータ:画像ファイル・テーマ・プラグインなど
- データベース上の情報:記事・コメント・管理画面の設定情報など
の2種類です。
どちらか一方のデータが欠けてしまうと、完全な復旧は不可能。
とりあえず、難しいことは抜きにして、
必ず2つセットでバックアップする必要がある
とだけ覚えてもらえればOKです。
サーバーのバックアップ機能があれば不要?
最近では、バックアップ機能がついているサーバーも多いです。(ConoHa WINGなど)
確かに、この機能を使えば、BackWPUpでのバックアップは必須ではありません。
ただ、サーバー・ローカル(BackWPUp上)の両方でバックアップを取ることで、さらに安心感が増しますよ。
どちらかの機能に不具合が起きた場合を想定して、僕は両方でバックアップしてます。
BackWPUpの使い方【自動バックアップのやり方】
BackWPUpでは、自動・手動どちらでもバックアップが可能ですが、ここでは自動でのやり方を扱います。
データの種類によってバックアップの頻度が異なるので、別々に分けて解説しますね。
サーバー上のデータをバックアップする方法
管理画面の左下メニューから「BackWPUp > 新規ジョブ」をクリック。
基本設定
このジョブの名前
なんでもOKです。ここでは分かりやすいように「file_backup」という名前をつけています。
このジョブは…
「ファイルのバックアップ」のみをチェック。
アーカイブ形式
Windowsユーザーの方は「Zip」。Macユーザーの方は「Tar GZip」をチェック。
バックアップファイルの保存方法
「フォルダーへバックアップ」をチェック。
スケジュールの設定
ジョブの開始方法
「WordPressのcron」をチェック。
スケジューラー
毎週(日曜日)の3時10分に設定。
サーバー上のデータには、比較的データ容量の大きいファイル画像が含まれています。
出来るだけサーバーの負担を軽くするためにも、1週間に1回のペースに設定しているわけですね。
日曜日のこの時間帯が最もアクセス数が少なく、サーバーの負担を最小限に抑えられるからです。
バックアップ設定
バックアップを格納するフォルダー
uploads/以下に、分かりやすいフォルダ名をつけます。
ここでは、先ほどジョブの名前の欄で「file_backup」と入力したので、
uploads/file_backup/
としています。
ファイルを削除
ここでは「12」に設定しています。
最後に左下の「変更を保存」を忘れずにクリックしてくださいね。
バックアップ実行の確認
設定が完了すれば、問題なくバックアップが実行されるか確認しましょう。
管理画面の左下メニューから「BackWPup > ジョブ」をクリック。
ジョブ名にカーソルを合わせ、「今すぐ実行」をクリック。
「ジョブ完了」と表示されればOK。
バックアップされたファイルは「BackWPup > バックアップ」で確認可能です。
ファイル名にカーソルを合わせ「ダウンロード」をクリックすれば、自身のパソコン内にもデータを保存できますよ。
データベース上の情報をバックアップする方法
次に、データベース上の情報をバックアップする方法を見ていきましょう。
設定の流れは、上記と同じです。
管理画面の左下メニューから「BackWPup > 新規ジョブ」をクリック。
基本設定
このジョブの名前
なんでもOKです。ここでは分かりやすく「database_backup」とつけています。
このジョブは…
「データベースのバックアップ」「インストール済みプラグイン一覧」をチェック。
他の項目は、「サーバー上のデータをバックアップする方法」と全く同じです。
スケジュールの設定
ジョブの開始方法
「WordPressのcron」をチェック。
スケジューラー
毎日(日曜日)の3時10分に設定。
データベースのバックアップの場合は、投稿やコメントなどのデータが対象となるので、短いスパンで設定しています。
データベースのバックアップの設定
バックアップファイルの圧縮
「GZip」を選択。
バックアップ設定
バックアップを格納するフォルダー
uploads/以下に、分かりやすいフォルダ名をつけます。
ここでは、先ほどジョブの名前の欄で「database_backup」と入力したので、
uploads/database_backup/
としています。
ファイルを削除
ここでは「20」に設定しています。
数字はお好みに合わせて変更してください。
バックアップ実行の確認
やり方は「サーバー上のデータのバックアップ」と全く同じです。
まとめ
ブログ運営にトラブルはつきもの。
思わぬことで、サイトが吹き飛ぶことも決して少なくありません。
取り返しのつかない事態にならないように、Wordpressのデータは定期的にバックアップしておきましょう。
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